その高校・学科を志願する動機・理由がはっきりしていて、適性や興味・関心のある生徒の中から、一定の基準を満たしている者を中学校が推薦する入試です。基準は学科の成績や校内での生徒会活動、部活動などさまざまです。入試はそれぞれの志願先高校での面接が主ですが、高校によっては適正検査や実技検査、小論文(作文)を実施する場合もあります。
生徒自らの能力・適性、興味・関心に応じて、学びたいことが学べる学校選択を支援するもの。各学校がその特色に応じて、生徒の多様な個性や優れた点、特別活動や学校外での活動も評価します。特色選抜は推薦入試と違って、受験生が主体的に志願できる制度。中学校長の推薦がなくても受験できます。原則として複数志願選抜制を導入している学区で導入されています。
主要5教科の学力検査と調査書の学習評定で、合否を判定する入試。学力検査では、理解力・応用力・分析力など基本的な学力を検査します。総合学科では、学力検査時に実技検査での受験を希望する生徒は、出願時に「音楽」「美術」「保健体育」「技術・家庭」の4教科の実技検査のうちの希望する1教科を届ければ、学力検査の中の1教科に代替することができます。
総合学科の選抜では、募集定員の50%について推薦入学による合否判定を行います。推薦入学の学区は県下全域です。募集定員から推薦入学による合格者を除いた残りの定員は、その高等学校のある普通科の学区から、学力検査による合否判定を行います。(総合学科においては、学力検査のうちの1教科を音楽、美術、保健体育、技術・家庭の4教科のうち、希望する1教科の実技検査に替えることが出来ます。)
専門学科の学区は※県下全域で、県内どの中学校からも受検することができます。学力検査と推薦入学の両方を行う学科と、特色のある専門学科のように、募集定員の100%を推薦入学で行う学科があります。
※市立高等学校の一部では、県下全域となっていない高等学校があります。
多部制の選抜方法は以下の通りです。Ⅰ期試験で不合格となった場合、再度、Ⅱ期試験やⅢ期試験を受検することも可能です。(詳しくは、各高等学校の募集要項等で確認してください。)Ⅱ期試験Bは転・編入学希望者を対象とした選抜です。
Ⅰ期試験 | Ⅱ期試験 | Ⅲ期試験 | ||
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Ⅱ期試験A | Ⅱ期試験B | |||
実施期間 | 2月中旬 | 3月中旬・下旬 | 3月下旬 | 8月下旬 |
内容 | 作文・面接 | 学力検査・面接 | 作文・面接等 | 作文・面接等 |